✨入学式の写真撮影のコツ✨ ~想い出を鮮明に残すための時系列ガイド~
✨🌸 小学校ご入学おめでとうございます 🌸✨
小学校の入学式は、お子さまにとってもご両親にとっても、人生の大きな節目となる大切なイベントですね
たくさん思い出の写真を残したいところですが…いざ当日になると何かと慌ただしいもの
写真撮影を後回しにしてしまったり、夢中になって撮り忘れてしまった!ということもあるかもしれません
しかし、事前に当日の時系列やタイムスケジュールを確認し、持ち物の準備や撮影の計画をしておくことで、時間や心持ちに余裕が生まれます
自然とゆとりを持って撮影に臨むことができ、想い出を鮮明に残す素敵な写真が撮影できることでしょう
この記事では、入学式当日の流れを写真撮影の準備やチャンスに重点を置いて追いかけて、それぞれのタイミングで押さえておきたいポイントについて紹介します
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- 入学式前日までに準備しておきたいこと
(1)カメラの点検クリーニング・操作確認
(2)撮影場所の下見
(3)服装の準備
(4)持ち物の準備
(5)家族との練習 - 入学式当日撮影のタイムスケジュール
(1)出発前
(2)式典前
(3)式典中
(4)式典後 - 撮影のポイント
(1)構図
(2)レンズ
(3)連写
(4)ホワイトバランス
(5)その他(マナーや気を付けたいこと) - まとめ
入学式前日まで ~準備しておきたいこと~
何事もギリギリになって用意すると慌ててしまうもの
入学式当日の朝にバタバタしてしまって、「カメラを忘れた!」「写真を撮り忘れた」なんてことにならないように、前日までに準備は万全にしておきましょう
❶カメラの点検・クリーニング・操作確認
想い出写真撮影のためには、まずはカメラの準備
カメラの充電やメモリーカードの空き容量を確認しておきましょう
久しぶりにカメラを使う場合には、本番で慌てないよう使い方・撮り方をしっかり復習するとよいですね
埃やチリなどでカメラやレンズが汚れてしまっている場合は清掃・クリーニングしましょう
もし操作・設定方法が思い出せない場合や、汚れに自分で対処するのが難しい場合、上手く動かず「故障かも?」と心配になった場合は、サトーカメラにおまかせください
カメラのプロがクリーニング・作動点検・操作や設定の確認&ご説明をいたします
お近くのサトーカメラへ充電済みカメラを持ってご来店ください♪
❷撮影場所の下見
式典が行われる体育館や校庭、入学式の看板が置かれる校門前、通学路にある桜がキレイな公園など撮影したい場所を事前に確認しておきましょう
広さや明るさなどによって、使いたいカメラ・レンズの種類やカメラの設定が変わってくるでしょうから、何を使うべきかを事前にじっくり検討し、当日は邪魔にならないよう必要以上の機材を持って行かないようにしましょう
❸服装の準備
当日朝になって慌てないよう、お子さまだけでなくご両親の服装も事前に準備しておきましょう
式典にふさわしいフォーマルな服装というだけでなく、写真撮影の際に腕や肩を動かしたり、頻繁に立つ・しゃがむ動作をすることも考えた、動きやすい服装がベスト! サイズに余裕を持ったスーツや、ストレッチ素材の服装などがおすすめ
女性の場合も、撮影の際の動きを考慮に入れて当日のスカートや靴を選ぶと撮影をスムーズに進められます
❹持ち物の準備
カメラ、予備バッテリー、メモリーカードなど…当日に必要な持ち物をリストアップしておきましょう
レンズ交換式のカメラを使用する場合は、❷の下見などを通してどの焦点距離のレンズを使用するか考えておくといいですね
持ち物が全て入るバッグも用意しておくと、当日スッキリと運ぶことができて便利です
❺家族との練習
お子さま・ご両親でいっしょに、入学式当日の撮影の流れを話し合い・練習しておきましょう
家族みんなで予定を共有しておくことで、戸惑うことなくスムーズに撮影できます♪
また、桜の木の近く・自宅の近く・ご実家など、記念になる場所や残しておきたい大切な思い出の場所で撮影の練習をするのもおすすめです
カメラやレンズの使用感を確かめることもできますし、当日の式典用の服を着て、ランドセルを背負って撮影することで、練習で撮影した写真も大切な想い出の品になります
入学式当日 ~撮影のタイムスケジュール~
いよいよ入学式当日
この項では入学式当日を時系列で確認しつつ、それぞれのシーンや撮りたい写真に応じた、おすすめのレンズや撮影のポイントについてご紹介していきます
1.出発前
衣装選び
前述のように、服装は事前に決めておき、当日出発前の慌ただしさを少しでも軽減しましょう
子どもも大人も動きやすく写真映えする服装をがおすすめです
持ち物確認
カメラ・レンズ、予備バッテリー、メモリーカードなど前日までに用意した持ち物をもう一度確認しましょう
充電器で充電してそのまま家に忘れてきてしまうという失敗のお話もよく聞きますので注意しましょう
自宅で撮影
家を出る前に玄関の前などでの撮影も忘れずに
ランドセルを背負った姿や家族との集合写真はよい記念になります
余裕がある場合は、入学式の準備をしている姿も写真を撮っておくのもおすすめ。新生活への期待に胸を膨らませている姿、緊張しているまなざしなど…後から見返した時に当日の気持ちを思い出せるステキな写真になりますよ♪
【おすすめレンズ】標準(35mmから50mm)の焦点距離での撮影がおすすめです
2.式典前
校門前
小学校に着いたら、まずは校門前の入学式の看板や桜の木の下など、入学式らしい背景で写真を撮りましょう
校門前の看板は人気スポットなので、たくさんのご家族が写真を撮影します
順番などのマナーを心がけながら撮影しましょう
近くに他のご家族がいる場合は、カメラを預け、家族全員が写った写真の撮影をお願いするのもいいですね
撮ってもらった場合はきちんとお礼をしましょう
またお返しに、今度はこちらがお相手ご家族を撮影をしてあげるよう申し出ると、お互い気持ちよい関係を築けますね♪
【おすすめレンズ】広角(24mm)〜標準(70mm程度)の焦点距離で撮影するのがおすすめです!
受付
受付で名前を記入する様子など、式典前のドキドキ感や期待感が伝わる写真が撮影できるスポットです
お子さまの表情を狙うのはもちろん、背景なども考慮して「どこで」「何をしてるのか」が分かるよう撮影するのがポイントです
【おすすめレンズ】表情を中心に撮影するなら、中望遠(85mmから150mm)で一歩離れた場所から
背景に場所の雰囲気を入れて撮影したい場合は広角(16mmから35mm)を利用して、できる限り近づいて撮影しましょう
教室
教室の入口やクラス札、1年間使う机に座っている様子、名前の入ったロッカーなど…学校生活への期待感が高まるオブジェクトが多いスポット!
ワクワクした気持ちを表現する写真を撮りましょう!
【おすすめレンズ】標準(35mmから85mm) の焦点距離で撮影するのがおすすめ
3.式典中
入場
入場シーンはお子さまが成長した姿を一番実感できる瞬間です
凛々しい表情や堂々と行進する姿を撮影できます
会場の正面に回れる場合は正面からの撮影がおすすめ!
横や後ろからのアングルも忘れずに撮影しましょう
保護者席から離れられない場合は、入場シーンが唯一顔・表情の撮影ができるチャンスになります
一瞬のシャッターチャンスを逃さないように注意深く撮影しましょう
タイミングを逃してしまいそうで心配な場合は、お子さまのクラスが入場するタイミングで連写機能を使って撮影すると撮り逃しにくくなりますよ♪
【おすすめレンズ】通路に近いところに座った場合は標準(35mmから50mm)、少し離れたところから撮影する場合は中望遠以上(135mm以上)がおすすめ
式辞
真剣に話を聞いているお子さまの姿は、「もうじっとしていられない幼児ではないんだな…」と感じさせてくれる貴重な成長記録になります
ただしたいていの場合、お子さまの席に近づいて撮影する事は難しいので、遠距離からズームして撮影できる準備があるといいですね。
【おすすめレンズ】望遠レンズ(200mm以上)を使って遠くからアップで切り取りましょう
校歌斉唱
元気に歌う姿だけでなく、真剣に歌詞カードを見ている様子など、表情の変化が撮影できます
しかし式辞の時と同じく、お子さまの席に近づいて撮影する事は難しいので、望遠での撮影の準備が必要です
【おすすめレンズ】望遠レンズ(200mm以上)を使って遠くからアップで切り取りましょう
退場
退場シーンは入場シーンと同じように、表情と動きの撮影ができるチャンスです
式典の感動を振り返るような写真に仕上がるので、入場シーン同様撮り逃しがないように心がけて撮影しましょう
また連射機能を使うのもいいですね
【おすすめレンズ】通路に近いところに座った場合は標準(35mmから50mm)、少し離れたところから撮影する場合は中望遠以上(135mm以上)がおすすめ
4.式典後
集合写真
担任の先生やクラスメイトとともに、入学という節目を記念する集合写真を撮りましょう
撮影業者が入った記念撮影のタイミングでも、列に並ぶ様子や同級生とおしゃべりする様子、親子で笑いあう場面など、何気ないシーンも撮影しておくと後から見返した時に面白い写真に仕上がりますよ♪
【おすすめレンズ】全体の雰囲気を撮影する場合は標準(35mmから70mm)、親子をアップで表情を捉えたい場合は望遠(135mm以上)で撮影するのがおすすめ
校庭
式の緊張から解放され、校庭で自由に遊ぶ子どもたちの姿は、これから始まる学校生活の楽しさ・明るさを感じさせてくれます
入学式終わりに仲良くなった同級生と遊んでいるシーンを撮影すると、後から見返した時に「仲良しの友達と初めて出会った日」の想い出写真になっているかも!
【おすすめレンズ】子どもたちを邪魔しないよう望遠レンズ(200mm以上)を使って撮影しましょう
帰宅
ランドセルを背負って家路を歩く後ろ姿は、入学式の締めくくりとして印象的な写真になります
行きよりも少し大人になったお子さまの背中を撮影しましょう
【おすすめレンズ】標準(35mmから50mm)の焦点距離で撮影するのがおすすめ
昼食
入学式などイベントの日の昼食は特別なものです
親子ともに晴れ着を脱いでリラックスした表情を撮影しましょう♪
また、ご実家が近くであれば、入学式の帰りに晴れ姿を見せに行くのも素敵な想い出・親孝行になります
その場合は、実家のご両親とも一緒に撮影するといいですね
撮影のポイント
入学式前日まで~当日のスケジュールを確認できたところで、この項目では撮影の際に意識したいポイントをチェックしていきます
せっかくの記念日の写真ですから、より魅力あふれる感動的な写真を目指していきましょう
❶構図
主役であるお子さまを画面の中央に配置したり、目線の方向や表情に気を配ることで、より魅力的な写真になります
また、背景にも気をつけながら撮影すると、その表情やしぐさがどこで行われているものなのか…シーンの情報量が増え、よりその時の感情を思い起こさせるような写真に仕上がります
(1)日の丸構図
撮りたいものを写真の中央に配置する構図です
誰が見ても「それ」を撮りたかったのが分かる構図ですが、どの写真も日の丸構図だとアルバムに整理した時に変わり映えを感じなくなってしまいますので、その他の構図も利用してみましょう
(2)三分割構図
これは画面を縦横に三分割し、その交点に撮りたい被写体を配置するように意識して撮影する方法です
この方法で撮影するととてもバランスのとれた写真となりますのでお子さまの顔や入学式の立て看板などの配置を工夫してみましょう
(3)対角線構図・消失点構図
狙いたい被写体を対角線状に配置して撮影する構図です
入退場のシーンの背景や学校の廊下など立体感や奥行き、ぼかしを印象付ける事ができます
❷レンズ
近くで撮影できるシーン(式典の前に校門や教室で撮影する際など)と、遠くから撮影するシーン(式典中に保護者席からお子さまの姿を撮影する際など)が織り交ざったイベントである入学式
そのため、レンズは高倍率ズームのレンズ1本にするか、交換しながら撮影する場合は、広角ズーム・標準ズーム・望遠ズームの全てを付け替えながら撮影を行うのをおすすめします
❸連写
動きのあるシーンは、連写で撮影することでベストショットを逃さずに済みます
特に式典の入場シーン・退場シーンは連写で撮影しておくのが良いでしょう
また、校庭で遊んでいるシーンや帰り道にはお子さまがしゃいでいる姿の撮影などにもおすすめです♪
❹ホワイトバランス
校門や桜の木の下など屋外での撮影は、自然光を利用することで入学式らしい明るく柔らかい雰囲気の写真に仕上がります
式典での撮影は、会場(体育館など)の照明器具が水銀燈なのかLEDなのかも事前に確認しておくとベター
水銀燈の場合は「色かぶり」になる可能性があるので、ホワイトバランスをオートにしましょう
LEDの場合は自然光(太陽光・5500K)の設定にしておくのがおすすめです
撮影後にパソコンを使って写真修正の時間が作れそうなら、RAWで撮影しておきましょう
❺その他(マナーや気を付けたいこと)
- 入学式は混雑するため、早めに到着して撮影場所を確保しておきましょう
- フラッシュ撮影は他の方のご迷惑になる可能性があるので、控えめにしましょう
- 周囲の方に配慮して、マナーを守って撮影しましょう
まとめ
入学式の写真撮影は、前日までの準備と当日のちょっとした工夫で、より想い出に残るものになります
事前の準備としては持ち物の用意や下見、ご家族での撮影計画の話し合いがありましたね
しっかり準備しておけば、当日も慌てず撮影に…成長したお子さまの姿を目に焼き付けることに集中できます
式典の前も、式典中も、終わった後も…入学式は撮影したい場所・タイミングが盛りだくさんです
今回紹介したポイントを参考に、お子さまの成長の証となる素敵な写真をたくさん撮影してください
撮影の後は、ぜひサトーカメラへ!
ご自宅に飾るにもよし、ご実家のご両親へのお祝い返しにも喜ばれるこだわり高品質の写真へとプリントいたします♪