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プロっぽい写真が簡単に撮れる。初心者さんにこそ知ってほしい、単焦点レンズの魅力【カフェ撮り編】

1. 単焦点レンズのいいところ

単焦点レンズの一番の特徴といえば“ボケ”ですよね。

写真の一部分にだけピントが合い、背景や周りが強くボケることによってその部分が際立ちます。そうなることで写真に「立体感」が出てきます。(スマホで撮影すると全体に綺麗にピントが合いますが、このようなボケをつくることは難しいので、どうしても平面的な写真になってしまいますよね。。。)

スマホで撮った写真
単焦点レンズで撮った写真

このボケと立体感があることで雰囲気のある写真になります。なんとなくオシャレだなぁとか、かっこいいと感じる写真にはボケと立体感があるはずです。

そこで皆が勘違いしがちなこと。「でもそれは上手な人が撮るから…」「自分にはセンスがないし…」とか。。。違うんです!それはレンズが合っていないだけ。単焦点レンズはただつけるだけで“そういう写真”が撮れるんです。

つまり単焦点レンズは、“技術がなくてもプロっぽいオシャレな写真が簡単に撮れる”のがいいところなんです。


2. カフェ撮りするなら30mm

単焦点レンズとひとことで言っても色々な種類があります。値段ももちろんピンからきりまで。そんな中でどのレンズを選んだらいいのか、悩みますよね。とくにズームができない単焦点レンズだからこそ慎重に選びたいところ。

まずは50mm(フルサイズ換算)の単焦点レンズ。これは一般的に人の目で見た視野と大体同じくらいの範囲が一枚の写真に入る程度と言われています。つまり自分が目で見たままに撮影できるので、初めて使う人にはおすすめです。

約50mm(フルサイズ換算)
約30mm(フルサイズ換算)

しかし、今回のようにカフェでテーブルに並んだ料理や飲み物を撮影する時はちょっと違います。椅子に座ったまま撮影するならテーブルとの距離はかなり近いです。この状態を50mmの単焦点レンズで撮影すると、実はちょっと近すぎて写真に撮りたいものが入りきらないということがあります。そんなとき頼りになるのが、30mm(フルサイズ換算)の単焦点レンズです。もっと広い範囲を写せる30mmの単焦点レンズなら、ちょうど座った距離からテーブルにある写したいもの全部を写してあげることができます。50mmだと椅子を一歩下げないと写しきれないんですね〜。


いかがでしたか?今回は単焦点レンズの魅力をカフェ撮りというテーマでご紹介しました。まだ使ったことがないという方、ぜひ試してみてください。使うだけで今までとは違う写真が撮れるようになります。さらに、カフェ撮り、物撮りなどがお好きな方は、30mm(フルサイズ換算)で撮影してみてください。自分が好きな空間をそのままに残してあげることができますよ。


【今回紹介した単焦点レンズ】

単焦点初心者さんにおすすめ 
50mm(フルサイズ換算)単焦点レンズ

シグマ 50mm F1.4 DG HSM


カフェ撮りにおすすめ 
35mm(フルサイズ換算)単焦点レンズ

シグマ 35mm F1.4 DG HSM Art


【撮影・取材協力

PROFILE

落合 桜子
SAKURAKO OCHIAI

サトーカメラ宇都宮本店 副店長
自身のインスタグラムに投稿した作品が評価され雑誌に特集されたのをきっかけに、企業や団体などの写真教室やセミナーなども幅広くこなす“カフェ撮り先生”
写真の99%は単焦点レンズで撮影するという、いわば単焦点レンズのプロでもある

Instagram⇨@sakurasaku_
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